掃き溜めに酒

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箱の上の酒

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會州一純米吟醸生原酒

会津藩祖・保科正之は徳川2代将軍秀忠の子。

 

1643年(寛永20年)正之は出羽山形藩から陸奥会津藩へ移封される。

 

山形から引き連れてきたお供の中にいたのが「山口儀兵衛」

 

現在、「會州一」を醸している山口合名会社の初代である。

 

2019-1643=376(※1)

 

376年。それは会津の酒蔵で最も古い事を意味する数字だ。

 

休業を経た現在は、小規模ながら丁寧な生産を行っている。

 

そのため会津の酒屋でも常に手に入るとは限らない。

 

毎年、新種を楽しみにしている蔵の一つだ。

 

 

 

 

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 ※1 2005年には関連会社の経営破綻により休業したが2007年には酒造りを再開

・「會州一(かいしゅういち)」意味は「会津で一番の」

・一般に芳醇、甘口と評される会津の酒の中ではスッキリしている印象を受ける。女性にも飲みやすいかもしれない。新酒は例年よりも、ふくよかに感じた。酒米は美山錦。

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