掃き溜めに酒

書いてみる、書きたいと思ったことを

贔屓 日本酒豊國のこと

四季の酒

 一年のはじめに贔屓の蔵を決める。

 

なるべく年間を通してその酒蔵の商品を買う。一年通してみるとたくさんの商品が販売されることを知る。酒販店限定の銘柄などもあるし、一つの蔵のすべての商品を味わうということは不可能なのだけど、それでも一年通して追うと特徴が見えてくる。これも日本酒の楽しみかたの一つだろう。

 

各酒蔵、代替わりを迎えているところが多く40~50代の蔵元が活躍してきている。従来行っていなかった、仕込み法を取り入れるなど試行錯誤が見て取れる。酒造りはもちろん、SNSでのマーケティングなど以前よりも活発になってきている。

 

で今年、というかここ数年贔屓にしてるのが豊國。会津坂下町の酒蔵である。

廣木、曙、豊國だ。

 

飛露喜、天明、豊國といえば伝わるかもしれない。ハイレベルな環境の中でめきめき頭角を表してるそんな印象を持つ蔵。会津坂下という地域は、近年評価の高い蔵ばかりだけど、それは身近に廣木という巨匠が存在しているからなのだろう。引き続き注目していきたい。