掃き溜めに酒

書いてみる、書きたいと思ったことを

はきだめ

ブログを書いている。

 

好きなことに特化して(お酒ね)書いているわけだが、何事も続けることは難しい。

 

迷走している。迷走している自分が好きなのはリリー・フランキー

 

ああいう軽妙なコラムを自分の言葉で綴りたい。そうそう、そうだった。

 

自分の思ったことを書けばいいのだ。

 

ココはネットの掃きだめ。

 

誰の目にも止まらない。

 

あるいはたくさんの目に見られるのかもしれない。

 

それでいいのだ。

 

時にはお酒を。

 

時には雑談を。

 

 

 

幻の米 日本酒辰泉のこと

辰泉

「京の華」は山形県鶴岡市の育種家、工藤吉郎兵衛さんによって大正末期から昭和初期にかけて育成された。

庄内の不朽の酒米「亀の尾」の血を引く「酒の華」と、現在日本一と言われている兵庫の酒米山田錦」の親に当たる「新山田穂」を交配した品種で、粒が大きかった。

 

石原信一著 会津地酒紀行より抜粋

 

辰泉といえば「京の華」というように他の蔵が使わない、使えない酒米もある。

一度は会津から姿を消したその酒米は、復活を遂げ今も、ごく少量ながら丁寧に醸されている。

 

日本酒ってワンダー

酒米に関する備忘録【随時更新用】

・最古の酒米「伊勢錦」1849年に在来種から選抜1991年に復活

・短稈渡船+山田穂→山田錦兵庫県

・雄町=渡船が定説化しているが立証はされていない。

・中支旭+雄町→菊水

・早稲神力+亀の尾4号→奥羽2号

・奥羽2号+万石→新200号

・新200号+菊水→五百万石(新潟県

・奥羽2号+万石→北陸12号

・旭+亀の尾→農林17号→たかね錦

・北陸12号+東北25号(農林17号の表記もあり)→たかね錦【ガンマ線照射による突然  変異】→美山錦(長野県)

・八反10号+秀峰→八反35号

・ヤマビコ+日本晴→アキツ

・八反35号+アキツホ→八反錦(広島)

・玉栄+山田錦→吟吹雪(滋賀県

山田錦の耐倒伏性を改良するため放射線処理と有望株の選抜→誉富士(静岡県

出羽燦々+八反錦1号→夢の香(福島県

・出羽の里+誉富士→福乃香(福島県

山田錦+五百万石→越淡麗(新潟県

・越淡麗+秋田酒こまち→一穂積(秋田県

・越淡麗+ひとはな→百万石乃白(石川県)

 

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日本酒真野鶴のこと

近くて遠い新潟

福島県は東西に長い。

 

会津は雪国、いわきは雪など無縁の地だ。フラガールに雪は似合わない。

 

気候でいえば会津新潟県に近く、冬の厳しい寒さは共に日本酒造りの一端を担っているといえる。

 

佐渡の酒を吞んだ。

 

酒米は越淡麗(こしたんれい)

 

大吟醸醸造できる酒米を目指して五百万石と山田錦を人工交配した酒米

 

五百万石が新潟を代表する酒米であるから、より華やかさをプラスするための交配ということだろう。

 

新潟の酒は淡麗辛口すっきりとキレのあるものが多い。

そのイメージからすると味の余韻といえるような旨味を感じる。

最初冷蔵庫で冷やしたものを吞んだが、これは常温がいい。

冷だとシャープになりすぎるというか、いい旨味が感じずらくなった。

 

海の幸にはこういう酒があうんだろうな。

 

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